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NOVABLAST 5 vs x HYROX Velocity NITRO 4 徹底比較2026年版】

今回比較するのは、デイリートレーナーのカテゴリーに属する人気モデル、アシックスのNOVABLAST 5とプーマのx HYROX Velocity NITRO 4です。両モデルは共に日常のランニングをサポートする設計ですが、それぞれのテクノロジーとコンセプトから異なる特性を持っています。NOVABLAST 5は、厚底かつ高反発フォームによる快適なランニング体験を追求しており、一方のVelocity NITRO 4は、HYROX競技にインスパイアされた、ロード区間と機能系ワークアウトの両方に対応する汎用性の高さと優れたグリップ力が特徴です。本レビューでは、各シューズのクッション性、反発性、安定性、グリップ力などの客観的データに基づき、それぞれの強みと適したランナー像を明確にしていきます。

8軸評価比較
評価軸NOVABLAST 5x HYROX Velocity NITRO 4勝者
クッション性8.007.00NOVABLAST 5
反発性8.007.00NOVABLAST 5
安定性7.006.00NOVABLAST 5
通気性7.007.00引き分け
グリップ6.009.00x HYROX Velocity NITRO 4
耐久性7.008.00x HYROX Velocity NITRO 4
フィット感8.007.00NOVABLAST 5
軽量性4.84.9x HYROX Velocity NITRO 4

クッション性

クッション性においてはNOVABLAST 5がスコア8.00でVelocity NITRO 4の7.00を上回ります。NOVABLAST 5はFF Blast Maxによる極上のソフトさが魅力である一方、Velocity NITRO 4もPegasus 41と同等のクッション性を確保し、HYROX競技に求められる衝撃吸収性を満たしています。

NOVABLAST 5: 新素材FF Blast Maxを採用し、前作以上に「非常に柔らかい」クッション性を実現。GEL-KAYANO 31と同等の8.00と評価されています。
x HYROX Velocity NITRO 4: ヒール厚36mmの設計により、Pegasus 41と同じ7.0のクッション性を提供。HYROXの競技でも脚を守る十分な衝撃吸収性があります。

反発性

反発性はNOVABLAST 5がスコア8.00、Velocity NITRO 4がスコア7.00です。NOVABLAST 5はプレート無しでPegasus Turboと同等の弾みを持ち、Velocity NITRO 4は軽量設計によりキビキビとした動きに適した反発性を有しています。

NOVABLAST 5: 前作より反発性が強化され、スコアは8.00へ上昇。プレート無しにもかかわらず、Pegasus Turboと同等の力強い弾みを体感できると評価されています。
x HYROX Velocity NITRO 4: 軽量な240gの設計により、Pegasus 41の6を大きく上回る8.0の反発性を発揮します。キビキビとした動きに適しているとされます。

安定性

安定性ではNOVABLAST 5がスコア7.00、Velocity NITRO 4がスコア6.00と、NOVABLAST 5がわずかに優位です。NOVABLAST 5は超厚底ゆえに安定性は標準的とされますが、Velocity NITRO 4はニュートラル設計で直線のランニングに適した安定性を提供します。

NOVABLAST 5: スタック高41.5mmの超厚底かつ非常にソフトなフォームのため、安定性は6.00と標準的。Pegasus 41と同等で、安定性を求めるならKayano 31(スコア9)とは異なります。
x HYROX Velocity NITRO 4: ニュートラルな設計により、Pegasus 41と同じ6.0の安定性です。横方向の激しい動きよりも、直線のランニングに最適化されています。

通気性

通気性は両モデルともにスコア7.00で同等です。NOVABLAST 5は改良エンジニアードメッシュ、Velocity NITRO 4は通気性に配慮されたアッパーにより、いずれもPegasus 41と同等の換気性能を持ち、快適な走行環境をサポートします。

NOVABLAST 5: 改良されたエンジニアードメッシュが優れた通気性を提供し、7.00を獲得。Pegasus 41と同等の換気性能で、長時間走行でも良好なシューズ内環境を保ちます。
x HYROX Velocity NITRO 4: アッパーは通気性に配慮されており、Pegasus 41と同等の7.0を維持しています。

グリップ

グリップ力はVelocity NITRO 4がスコア9.00でNOVABLAST 5の6.00を大きく上回ります。Velocity NITRO 4のPumaGripは驚異的なグリップ力を発揮し、特に室内フロアやターン時での安心感に貢献します。NOVABLAST 5はデイリートレーナーとして標準的なグリップ力を備えています。

NOVABLAST 5: 戦略的なラバー配置により、デイリートレーナーとして標準的な7.00のグリップ力を維持。安定した足運びをサポートします。
x HYROX Velocity NITRO 4: PumaGripにより、Pegasus 41の7を上回る9.0の驚異的なグリップ力を提供します。室内のフロアでも滑らないと評価されます。

耐久性

耐久性はVelocity NITRO 4がスコア8.00でNOVABLAST 5の7.00を上回ります。NOVABLAST 5は高品質ラバーと新フォームで耐久性を確保し、Velocity NITRO 4もPegasus 41と同等の耐久性を有し、毎日の使用に耐えうる設計です。

NOVABLAST 5: 高品質なラバーと劣化しにくい新フォームにより、7.00の耐久性を確保。Pegasus 41(スコア7)と同等の寿命を持ち、毎日のトレーニングに安心して使えます。
x HYROX Velocity NITRO 4: 軽量化の影響か、耐久性はPegasus 41と同じ7.0に留まりますが、Ghost 16の8には及ばないものの、十分な耐久性を備えています。

フィット感

フィット感はNOVABLAST 5がスコア8.00でVelocity NITRO 4の7.00を上回ります。NOVABLAST 5は洗練されたアッパーにより長距離でもストレスの少ないホールド感を提供し、Velocity NITRO 4はPegasus 41と同等の標準的なフィット感です。

NOVABLAST 5: アッパーのフィット感が前作より洗練され、不快な隙間のない履き心地に。Pegasus 41と同等の7.00で、長距離ランでもストレスの少ないホールド感を実現しています。
x HYROX Velocity NITRO 4: 標準的なフィット感で、Pegasus 41と同等の7.0と評価されます。不満の出にくいオーソドックスな作りです。

軽量性

軽量性においてはVelocity NITRO 4が252gと、NOVABLAST 5の255gよりわずかに軽いです。これは軽量性スコアにも反映され、Velocity NITRO 4が4.9、NOVABLAST 5が4.8となっています。

NOVABLAST 5: 255gの重量です。
x HYROX Velocity NITRO 4: 252gの重量です。
スペック比較
項目NOVABLAST 5x HYROX Velocity NITRO 4
ドロップ810
プレートnonenone
価格1650019250
重量255252
スタック高42/3438/28
こんなランナーにおすすめ
NOVABLAST 5

毎日のジョグや長距離ラン

NOVABLAST 5は非常に柔らかいクッション性と高い反発性により、長距離走行でも快適なランニング体験を提供します。厚底設計が脚への負担を軽減します。

NOVABLAST 5

スピードトレーニングやビルドアップ走

NOVABLAST 5はプレート無しにもかかわらず高い反発性を持ち、ジョグからビルドアップまで幅広く対応できます。Velocity NITRO 4も軽快な動きに適していますが、反発性スコアではNOVABLAST 5が上回ります。

x HYROX Velocity NITRO 4

複合的なワークアウト(HYROXなど)

Velocity NITRO 4はHYROX向けにデザインされており、PumaGripによる驚異的なグリップ力が室内のフロアやターン時での安定性につながります。ロード区間と機能系ワークアウトの行き来にも扱いやすい設計です。

総評

NOVABLAST 5は、非常に柔らかく高い反発性を持つFF BLAST MAXフォームを特徴とし、日常のジョグからある程度のペースアップまで、ランニングそのものを楽しみたいランナーに最適です。特に優れたクッション性とフィット感は、長距離での快適性を重視する方におすすめです。一方、Puma x HYROX Velocity NITRO 4は、PumaGripによる優れたグリップ力と、ロードランニングと機能系ワークアウトを両立できる汎用性の高さが際立ちます。HYROXのような複合的なフィットネス競技に取り組む方や、様々な環境下での安定した足運びを求めるランナーに適した一足と言えるでしょう。どちらのシューズもデイリートレーナーとしては高い性能を誇りますが、それぞれの用途と優先順位に応じて選択が分かれます。

よくある質問